金融機関どころか学校でも教えてくれない人生で損しないための基礎知識:書籍レビュー


こんにちは、イドミツです。

本記事は、投資家購入初心者には必須情報を含んでいます。

今回は、『人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実』(山崎 元著、朝日新聞出版)のレビューをします。

本書を手にとった理由

『人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実』(山崎 元著、朝日新聞出版)
『人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実』(山崎 元著、朝日新聞出版)

この本を読んだのは数年前なのですが、当時は、お金のことに関して本当に無知でした。

興味本位で始めた株式投資で、50万円で買った株が1日で100万円になり、嬉しさよりも驚きで何もできないまま次の日になり、売れた頃には元の値段まで下がっていた、という経験をした後のことです。(とりあえずデイトレードは情報収集する時間が取れず、元本割りそうになったので止めました(^^ゞ)

この経験で、お金に関して興味が沸きましたし、お金の流れのゲーム性というものにも気づかされました。

自分のためだけでなく、細かいことには割と無頓着な親にもお金について理解してもらいたいと思い、わかりやすくて安心感のある本を探していました。

そのときに、山崎元さんのTweetを目にして、この本と出会いました。

本書の著者紹介

著者の山崎元さんは、資産運用の分野で幅広く活躍されています。

経済評論家。楽天証券経済研究所客員研究員。(株)マイベンチマーク代表取締役。1958年北海道生。1981年東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社後金融関係の会社に12回の転職を経て現職。資産運用を中心に経済一般に広く発言。将棋、囲碁、競馬、シングルモルト・ウィスキーなどに興味。

山崎元氏のTwitterプロフィールより

本書の第一印象

タイトルと帯に書いてある言葉から本書の特徴が伝わってきます。

  • 自由に生きたい
  • 損したくない
  • 分かりやすく
  • 金融機関が教えてくれないことが知りたい

このようなニーズを理解している本です。

そして、この本に安心感を覚えたのは、山崎元さんのTweet内容にも要因があります。

当時の彼のTweetのほとんどは、金融商品の購入を焚きつけるわけでもなく、一般人がお金で損しないための情報を共有するものでした。

本書の目次で目立つ言葉

目次だけでも示唆に富む言葉が多いので、ほんの少しご紹介します。↓

  • 「リボ払いするような相手とは結婚するな」
  • 「保険の勧誘に注意」
  • 「お金のプロを疑おう」
  • 「家を買うことは当たり前ではない」
  • 「お金のことでは人を信用しない」
  • 「超簡単な運用方法」
  • 「運用の腕よりもまず手数料をチェックする」

本書の目次には上記のリストにあるような言葉が並んでいます。

いかがでしょうか?

金融で商売をしている人ならなかなか言えなそうな言葉が多いと思いませんか?

クレジットカード会社は、手数料と利息で稼ぐために、リボ払いを使ってほしくてたまりません。

保険屋さんは、売れるものなら何でも売りたいですよね。

お金のプロに相談する人がいると思いますが、彼らも商売ですので、不要なものを売られる可能性がありますよね。

銀行なども金融商品を売ったり家のローンを貸し出して利益をあげます。

資産運用は、相場の見方が大事かと思いきや、手数料の大きさについても教えてくれます。

これを知りたい方にはおすすめ

本文からほんの一部、深く納得できるポイントをご紹介します。↓

  • リボ払いは基本的に損が大き過ぎる
  • 保険は、自動車保険や火災保険などの「起こったときの損害が非常に大きいもの」に対してのみ契約する
  • 金利がほぼゼロの今、機関投資家が株式投資で期待できるリターンは約5%
  • 家の購入は、物件の長期的価値が高く、価格が十分に安く、投資の対象になるようなものなら検討に値する
  • 給料の水準が低くても、時間と副業を自由にさせてくれる会社には入る価値あり
  • 老後の毎月の生活費は普通預金から少しずつ使うのが正解
  • 昔ながらの銀行には、個人向け国債以外に、買っていい金融商品がほとんどない
  • セールスマンの口車がなく、手数料が低く、落ち着いて考えられるネット証券に利用価値あり
  • 手数料が年0.5%以上はアウト
  • FXはリターンの期待値がゼロ
  • 自分のお金を「リスク運用」と「無リスク運用」に分ける
  • 「リスク運用」は、国内株式と海外株式に広く投資するインデックスファンドをネット証券で保有すると手数料が安く、簡単で低リスク
  • 「無リスク運用」のお金は「個人向け国債(変動金利10年満期)」でOK
  • 「リスク運用」は1年で最高4割増え、最悪3分の1が消える
  • 「無リスク運用」は老後の生活費分。
  • 運用益にかかる税金は通常約20%だから、NISAやiDeCoを上手く使う

いかがでしょう?

以上のポイントを詳しく知りたい方にはおすすめです。

サービスの良くない金融機関が書いてほしくないような内容ばかりです。

最大のポイントを2つ挙げておきます。

1つ目は、

老後の生活費を確保した上で簡単に資金を運用する方法

が紹介されていることです。

ですが、人生でリスク運用をしないことを選択してもいいと思います。

ただし、「詳しくないけど、何か手を出してみたいな」と考えている人は多いと思います。

その意味で、本書が最も役に立つと考えられる2つ目のポイントは、

買ってはいけない商品

についてちゃんと教えてくれるところでしょう。

手数料の高い商品を購入して金融機関だけが得をするのでは、意味がありません

おすすめできない人

本書では、金融商品の購入に失敗せず、老後の生活費を確保しつつ適度なリスクで資産運用をする方法初心者向けに書かれています。

ですので、

  • お金について専門的なことが知りたい
  • リスクは高くてもいいからハイリターンな投資方法を学びたい

ような方々にはおすすめできません

本書は、あくまでも、金融商品に詳しくない人が人生で損しないための一歩を踏み出すときに役立つ本です。

家族に資産運用に詳しい人がいない場合などは、特におすすめです。

以上で、『人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実』(山崎 元著、朝日新聞出版)のレビューを終わります。

参考になれば幸いです!

人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実


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