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語学大好きのイドミツと申します!

TOEICは900点を超えてから、自分の中で一段落はついたのですが、並行して中国語も覚えようとしてます。
ボクは、大陸の中国語から入りました。最近も主にHSK3級の公認テキストの例文をノートに読み写しながら勉強しています。
※この記事を踏まえてこんな記事も書きました。→ 注音符号を覚えられる台湾華語本ベスト2【台湾の中国語】
もくじ
台湾華語を学ぶきっかけ
しかし、最近、台湾人の会話練習パートナーができまして、台湾華語、いわゆる台湾の中国語を学びたい気持ちが出てきました。
台湾の方とコミュニケーションを取るならば、台湾華語を知っている方が、親近感を与えられることでより有意義な会話ができると思います。
台湾華語と大陸の中国語の違い
文字
- 台湾華語は「繁体字」
- 大陸の中国語は「簡体字」
台湾華語の繁体字は、文字の画数が多いです。
大陸の中国語の簡体字は、文字の画数が少ないです。
液體/液体、危險/危险というように、見た目の印象も相応に異なります。
発音
中国語のネイティブ同士は、大陸の中国出身とか台湾出身とか、話し方で分かるようです。
星期、液體(液体)、危險(危险)などのように声調の異なる単語があります。
大陸の中国語の方が「巻き舌」を使うことが多いです。
発音表記
- 台湾華語は「注音符号」
- 大陸の中国語は「ピンイン」
台湾では、日本語のひらがなのような注音符号を使って発音を書き表します。
日本では、注音符号の始めの4つをとって、「ボポモフォ(ㄅㄆㄇㄈ)」と呼ばれることもあります。
中国では、ピンインと呼ばれる英語のアルファベットを用いて発音を書き表します。
書店の台湾語の棚

そこで、台湾華語を学べる本を探しに、本屋さんへ立ち寄りました。
大陸の中国語の本と比べると数はかなり少ないです。
台湾華語の本を見て気づいたこと
- ほとんどの本で、一応「注音符号」を紹介している
- 台湾華語の本なのに、ピンインが主に使われているものがある
- 旅行で役立つ表現集のようなものが多い。
- 文法説明が乏しいものが多い。
注音符号は、ほとんどの本で紹介されていました。
発音表記については、少し驚きました。本の冒頭で注音符号を紹介するものの、本文の中国語表現にふられているのがピンインだったり、ピンインとカタカナだったりするものが多かったのです。
また、台湾旅行のときに使えそうな表現を集めている形の本が多かったです。
旅行表現の本には、文法説明もあまりありません。
台湾華語の注音符号を学べる本
- 旅の台湾華語 伝わる会話&フレーズブック
- リアルな日常会話を楽しむ 台湾華語60表現
せっかくなので台湾の人が幼稚園から学ぶという注音符号を覚えたいです。
ですので、注音符号が覚えられる本を探しました。
その結果、『旅の台湾華語 伝わる会話&フレーズブック』と『リアルな日常会話を楽しむ 台湾華語60表現』の本文には、本文にしっかりと注音符号が併記されていました。
注音符号と同時に文法が学べる本
- リアルな日常会話を楽しむ 台湾華語60表現
『リアルな日常会話を楽しむ 台湾華語60表現』は、表現が文法項目ごとにまとめられており、文法が曖昧な初心者にはとても役に立つつくりになっていました。
CDも付属しており、台湾の発音に慣れることができます。
この本は、2019年5月に発行されており、比較的新しい本です。
アマゾンでは、まだ2件しかレビューがありませんが、★5がつけられています(2020年1月7日19時03分現在)。
ただし、文法書ではないので、文法を本格的に勉強する方には向きませんので、ご注意ください。
台湾華語の本の選び方まとめ
ボクが書店で最も高く評価した本は、『CD付 リアルな日常会話を楽しむ 台湾華語60表現』ですが、
- 注音符号が覚えやすい
- 文法も意識しやすい
- CD付で発音もカバーできる
という特徴です。
「注音符号が覚えたい」、「文法も幅広く扱っているも本がほしい」という方に向いています。
昨年出版された比較的新しい本ですし、台湾華語に興味がある方はせっかくなら早めに手にとっておくといいかもしれません。
よかったら参考にしてみてください。
お読みいただきありがとうございました。
ボクの中国語学習の方法に関する記事も近い将来書きたいと考えています。
ではまた!
↓合わせて読みたい。
台湾華語(繁体字中国語)のおもしろポイント【行為に関する基本的な動詞より】
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