こんにちは、いどみつです!
突然ですが、トラックボールマウスを使ってみたいと思ったことはありますか?
僕はあるんですよね~。
というか今回、買ってしまいました!
パソコンは20年くらい触っていますが(最近はWEBライティングもやりますが)、初めて使います。
これまで買ってこなかった理由は、特にありません(笑)
と言いますか、はじめに使ったマウスが普通のマウスで、それに慣れてしまったので、わざわざトラックボールマウスを買うモチベーションがなかったんですよね。
世の中の大抵の人は、普通のマウスだけしか使わないと思いますし。
トラックボールマウスの存在はずっと知っていました。どう考えても10年以上前から。
そしてなぜ今回始めて購入しようかと思ったかと言うと、ほぼ気まぐれです。
「もしかしたら、トラックボールマウスを使いこなせば仕事の生産性が上がるんじゃないのか。」
「環境を変えることで、脳が変容し、新たな人生のアイデアが浮かぶんじゃなかろうか。」
「親指だけ動かせばカーソルが動かせるのは、マウスを動かす面積について考慮しなくてもいいから、いいな。」
こんな感じで、新たな世界に足を踏み入れようと思いました。
ということで、本記事では、「サンワサプライ MA-TB44RN」についての解説、はじめ方、感想(使い始めの評価)について書きます。
もくじ
トラックボールとは?

一般的に言われているトラックボールの特徴・メリット・デメリット
トラックボールマウスとは、どんなものでしょうか?
トラックボールマウスは、マウスに備え付けられている球体を回転させ、その動きを読み取らせることでカーソルを動かします。
ここでは、一般に言われているトラックボールマウスのメリットとデメリットについてまとめておきます。
トラックボールマウスのメリット
トラックボールマウスのメリットは何でしょうか?
一般的には、
トラックボールマウスのメリット | 解説 |
①必要な面積が小さい | 普通のマウスであれば、カーソルを動かすためにマウスを動かすスペースが必要になりますが、トラックボールマウスであれば、指先の球体だけでカーソルをコントロールできます。つまり、マウス自体を動かす面積が必要ないということですね。 |
②平面に置かなくても使える | 普通のマウスは平面で使わなければカーソルのコントロールはうまくいきません。しかし、トラックボールマウスだと、ボールを動かせさえすれば、どんな不安定な場所においても使えます。極端な話、自分の脚の上や手の上に置いてもカーソルを操れます。 |
③腕を動かすエネルギーが不要 | 普通のマウスは、腕を動かしますよね。ですが、トラックボールマウスでは、指だけを動かせば使えるので、操作に必要なエネルギーが小さく済みます。言い換えると、疲れにくいと言えます。 |
上記の3点が納得しやすいメリットだと思います。
トラックボールマウスのデメリット
それでは、トラックボールマウスのデメリットについてはどのように考えられているでしょうか?
トラックボールマウスのデメリット | 解説 |
①直線的な操作をするのが難しい。 | 指の関節とトラックボールの位置関係として、自然に真っ直ぐトラックボールを回転させるようにはできていません。例えば、ストレートラインを引くのは普通のマウスよりも難しいでしょう。 |
②慣れるまでに時間がかかる。 | 普通のマウスは、肩・肘・手首という比較的大きい関節を主に使うので、おおざっぱな感覚でも慣れやすいです。しかし、トラックボールは指という小さな関節の集合体を使って操作するので、より繊細な感覚を必要とします。慣れるまで使い続けることができるかどうかが最大の課題になると思います。 |
上記のようなデメリットが共通認識になるでしょう。
サンワサプライ MA-TB44RNとは?

サンワサプライ MA-TB44RNとは、どういった製品なのでしょうか?
詳しく見てみましょう。
サンワサプライ MA-TB44RNの仕様

サンワサプライ MA-TB44RNの仕様を確認してみましょう。
カラー | レッド ※色違いのブラックの型番はMA-TB44BKN |
インターフェース | USB HID仕様Ver.1.1準拠 ※USB3.1/3.0/2.0インターフェースでも使用できます。 |
コネクタ形状 | USB(Aコネクタ) |
分解能 | 400・800・1200・1600カウント/インチ |
読み取り方式 | レーザーセンサー方式 |
ボタン | 2ボタン、2サイドボタン、ホイール(スクロール)ボタン、カウント切り替えボタン |
サイズ | W100×D131×H45mm |
重量 | 約154g |
ケーブルの長さ | 1.5m |
マウスの読み取り方式について補足しておきますね。
主流の4方式を読み取りの精度順にならべると
- ブルーLED
- レーザー
- 光学式
- 赤外線
となります。
サンワサプライ MA-TB44RNが採用しているレーザー方式は、光沢のある白いデスクやプラスチックの下敷き、不透明なガラスの上などでも読み取れるほどの安定性があります。
サンワサプライ MA-TB44RNの特徴
仕様については前項の通りですが、使用上の特徴についても確認しましょう。
- フィット感のいいエルゴノミクス(人間工学)形状
- 力まずに操作できる親指操作タイプ
- 正確なコントロールを可能にするレーザーセンサー
- カーソル速度切替機能付き
- クリック感と耐久性に優れたオムロン製スイッチ
- 親指操作にちょうどいい34mm中型ボール
- WEB閲覧に便利な「戻る」・「進む」ボタン付き
- ホイールを傾けるだけで左右スクロールができるチルトホイール
という8つが公式の特長として挙げられています。
サンワサプライ MA-TB44RNが使える対応パソコン
どんなパソコンで使うことができるのでしょうか?
対応パソコンの環境を確認しましょう。
対応機種 | Windows搭載パソコン Apple Macシリーズ ※標準でUSBポートをもつ機種 |
対応OS | Windows 10・8.1・8・7 macOS 10.12~10.14 Mac OS X 10.3~10.11 ※機種により対応できないものもあります。 |
対応した環境がないと、実際に製品を購入しても使えない、ということがあります。
パソコンの周辺機器を買う前には、必ず対応機種や対応OSを確認しましょうね。
サンワサプライ MA-TB44RNの始め方

この製品の使い始めは、どのようにすればいいでしょうか?
実は、とても簡単です。
マウス本体から伸びているUSBケーブルをパソコンのUSBポートに差し込むだけです。
手順を説明すると、
- パソコンの電源を入れ、Windowsを完全に起動させる。
- 本製品を、パソコンのUSBポートに接続する。
- 自動的にハードウェアの検知が始まり、デバイスドライバを更新するためのウィザードが起動する。※Windows 10・8.1・8の場合は、自動的にドライバのインストールまで完了する
つまり、パソコンに繋げば、自動的に使えるようになります。
とても楽で初心者にも優しいですね。
サンワサプライ MA-TB44RNを選んだ理由

ぼくが今回購入するマウスに求めた条件は、
- トラックボールマウスであること
- 不意の電池切れや通信切断が嫌いなので、有線接続であること
- 戻る・進むボタン、チルトホイールがあること
という3つでした。
これらの条件が当てはまる製品の中で、アマゾン最上位のものがサンワサプライ MA-TB44RNでした。
ただし、トラックボールマウスの主流は無線接続になっているので、トラックボールマウス全体での順位は63位でした。
無線接続とは、バッテリー持ちのいいBluetoothや安定した接続ができるWi-Fiという技術を使った接続です。ケーブルがないので、スペースがスッキリしますし、持ち運びに便利だというメリットがあります。しかし、有線接続と比べると、不意の電池切れや通信の切断が起こる可能性が高いです。
無線は避けたかったので、結局有線のサンワサプライ MA-TB44RNを選びました。
トラックボールを使ってみた感想

この執筆時点で、およそ1週間サンワサプライ MA-TB44RNを使用してきました。
感想をまとめると、
- トラックボールマウスを試して良かった
- 心配していたよりは全然使える
- 腕を動かさなくていいメリットは予想以上に大きい(省スペース&腕がラク)
- 精密に動かすのはまだ普通のマウスよりも難しい(この機種が精密に動かせるように作られていないかも)
という4点に集約できます。
この使用感を、トラックボールマウス一般に対するものとサンワサプライ MA-TB44RNという固有の機種に対するものに分けて説明します。
トラックボールマウスに対する期待と失望
トラックボールマウスというジャンルに対する感想としては、
期待は大きく、特に失望はありませんでした。
省スペースであることと腕が疲れないということは実際に確認ができました。予想以上の快適さです。
この快適さが期待をふくらませてくれます。
つまり、トラックボールマウスに慣れて素早く精密に操作できるようになれば、メインのマウスとして十二分に使いたいと思えました。
慣れることは必要だし、マウスよりは練習を必要とするので、デメリットとして触れました。しかし、この点は使い始めてしまえば、ちょっと気を使うくらいで、むしろ新しいものに触れる楽しさを感じることができたので、許容範囲です。
サンワサプライ MA-TB44RNについて

サンワサプライ MA-TB44RNという機種に関しては、
【もっと精密に操作しやすい機種にしたい】
と思います。
有線接続であることには満足できました。
しかし、一点、ぼくの使用用途に合わない特長がありました。
それは、トラックボールの回転スピードを検知して自動でカウント(カーソルが動くスピード)を変えるという機能です。
普段遣いならいいのですが、ゲームをやろうと思うと、自動で方向転換のスピードが変えられてしまうと、安定した操作ができないのです。
具体的に説明すると、早めにくいっとトラックボールを動かすと、カーソルスピードが一瞬で上がって、カーソルが一気に長距離移動します。
特に、対人のFPSゲームをやる場合、照準を合わせるのが非常に難しくなってしまいます。
はい、わかっています。トラックボールマウスでFPSをプレイする人なんてほとんどいないということは。
ただ、トラックボールマウスを使うプロゲーマーもいますし、試してみたかったのです。
ということで、ぼくは機種を変えたいと思います。
サンワサプライ MA-TB44RNが向いている人
サンワサプライ MA-TB44RNという機種は、
- 省スペースマウスがほしい
- 腕への負担を減らしたい(腱鞘炎など)
- 有線接続がいい
- ゲームはしない
という人には、かなりおすすめできます。
省スペース&腕への負担が少ないというトラックボールマウスのメリットは100%体感できます。
サンワサプライ MA-TB44RNが向いてない人
サンワサプライ MA-TB44RNをおすすめできないのは、
- ゲームをやりたい
- 無線がいい
という人です。
この機種は普段遣いにフォーカスして作られているようですし、有線接続ですので、ゲームをやる&無線がいいという人は、他の機種を選びましょう。
まとめ

ここまで、トラックボールマウス一般について&サンワサプライ MA-TB44RNという固有の機種について実体験を元に語ってきました。
読んでくれたあなたは、どんなことを考えましたか?
シンプルにまとめると、
- トラックボールマウスは良い!(省スペース&腕がラクなのは普通にうれしい)
- サンワサプライ MA-TB44RNはゲームをしない人にはおすすめできる!(そもそもトラックボールマウスを使うゲーマーは少ないから、有線のトラックボールマウスを使いたい人にはおすすめ)
という2点だけ伝われば十分だと思ってます。
本記事がマウス選びのお役に立てばうれしいです。
ではまた!
・サンワサプライ 有線レーザートラックボール ブラック MA-TB44BK
コメントする